Night life in Paris

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パリの老舗ジャズクラブ「デュック・デ・ロンバール」で迫力の本格ジャズをステージがぶりつきで堪能!

パリの老舗ジャズクラブ「デュック・デ・ロンバール」

パリにはいくつかジャズクラブがありますが、その中で一番玄人向けというか、いわゆる「ジャズクラブらしい」ピリッとした雰囲気を感じられるのが、老舗ジャズクラブ「デュック・デ・ロンバール(Duc des Lombards)」です。

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ミュージシャンとの距離が近い!デュック・デ・ロンバールのステージ。

 デュック・デ・ロンバールのコンサートは19時半と21時半からの2セット制。自由席なので良い席で観たい場合はなるべく早く行った方が良いですが、小さなお店なので後ろの方でも充分近い距離で演奏を楽しめます。入場料は35ユーロ(税込/飲物別)。日本の有名ジャズクラブに比べるとお手頃な価格で国内外のジャズアーティストを観られる事も魅力のひとつです。

フランスにはないグルーヴ感!ロンドンジャズの「今」を堪能!

英国がブレグジットをまとめられず慌てていた3月末、デュック・デ・ロンバールでは「ブレグジット週間!」と銘打ち、一週間ロンドンのジャズミュージシャンの公演が行われていました。

ちょうどその週、お客さまから「ジャズクラブに行きたい!」という依頼があったので、こちらで行われた英国のミュージュジシャン「ルビー・ラッシュトン(Ruby Rushton)」グループのコンサートにご案内しました。

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ルビー・ラシュトングループの迫力の演奏!

ルビー・ラッシュトンはイギリスのミュージシャン(フルート奏者。ソプラノサックス等も演奏。)ですが、現在のロンドンジャズシーンをリードするレーベル「22a」のリーダーでもあります。

アフロやラテンの要素を取り入れたグルーヴィーで骨太な演奏でありながらも、マイルス・ディヴィスを思わせる繊細さも持ち合わせた、圧倒のステージでした。

ほぼ満席でしたが、運良くステージ横がぶりつきの席に陣取ることができ、目の前でヨーロピアンジャズのグルーヴを堪能しました☆

 

デュック・デ・ロンバール(Duc des Lombards)
www.ducdeslombards.com
42 Rue des Lombards, 75001 Paris

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